学生時代の成績はトップクラス

専用のスリッパがあり、こまごました小物もある。席に着くと、すぐお飲み物はいかがですか?と、キャビンアテンダントが笑顔で接してくれた。

セレブ気分を味わえるとは思ってもいなかった。よく巷で聞くエコノミー症候群、ビジネスクラスじゃあり得ないほどの居心地よさ。

こんなのになったら最悪。席の名前から病名がつくんだろうけど、実際乗るまで半信半疑。快適なビジネスクラスを使ったぜ。

セレブ気分を味わいつつ、いつしか飛行機はアメリカ本土に到着。天候も良好。空港内に入り、一番最初驚いたのが、すべて目にするものが英語だということ。

アメリカだから当然すぎる事よね。何故驚いたのかと言えば、出発前、私は主人に英語なら任せてと、きっぱり断言していたからである。

嘘をついたわけじゃありません。学生時代の成績はトップクラス、自信もそれなりに。が、しかし空港内へ入ると、まったくもって分からないのである。